科技部は2つのグリーンエネルギー系スタートアップ企業を率いて、ベトナムのTechfestスタートアップ年会に参加しました。

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東南アジア市場を探索し、科技創業基地「Taiwan Tech Arena(TTA)」の国際的な連携を強化するため、科技部は本日、台湾のスタートアップチームをベトナムの年次スタートアップイベント「Techfest」に参加させ、両国のスタートアップ協力を促進しました。

Techfestはベトナム最大の公式スタートアップ展示会で、2015年から開催され、今年で第4回目を迎えます。今年の展示会は11月29日から12月1日までダナン(DA NANG)で開催され、テーマは工業4.0、eコマースプラットフォーム、グリーンエネルギー技術分野に焦点を当て、規模は隣国のタイ、シンガポール、マレーシア、韓国にも拡大されます。

イベント期間中、スタートアップ展示会への参加に加え、科技部はスタートアップチームがベトナム国家技術商業発展局(NATEC)およびベトナム国家科学技術イノベーション基金(NATIF)の代表者を訪問し、両国のスタートアップ協力を深めることを目指しています。

今回のイベントに参加するチームの選考は、市場潜在力、製品の差別化、運営の安定性などの指標に基づいて行われ、最終的にeTreegoグリーンエネルギー(eTreego Co.,Ltd.)と漢穎科技(HAN-WIN Technology)の2社が選ばれました。

eTreegoグリーンエネルギーは、電動車充電制御モジュールの設計会社であり、その非均流充電制御技術により、6分以内に電動バイクに50km以上の走行可能な電力を提供し、平均1時間の充電時間を大幅に短縮します。

漢穎科技は、台湾のリチウム電池管理システムメーカーであり、「Inno-Safety」技術を開発し、「高い安全性」「高効率」「長寿命」「低消費電力」のリチウム電池電源製品を提供しています。これらの製品は現在、電動自転車、エネルギー貯蔵、街灯、電動園芸工具メーカーに供給されています。

ベトナム政府が徐々に炭素削減と持続可能な発展に取り組んでいることから、同国のハイブリッド車および電動車の生産・利用計画(NAMAS)は、2020年までに600万台の電動車が道路に出ることを目指しています。ベトナムで進行中の車両電動化の潮流の中で、今回の展示会に参加する電動車関連技術を持つeTreegoグリーンエネルギーと漢穎科技は、目立つ存在になることが期待されています。

 

 

 

 

(画像と文章の出典: CTIMES)